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ポケットコイルマットレスを探していると、「コイル数」「線径」「平行配列」「交互配列」など、さまざまな言葉が出てきます。
数字が大きい商品のほうが良さそうに見えますが、実はひとつの数字だけで寝心地の良し悪しは決まりません。
ポケットコイルマットレスを選ぶときは、硬さ・コイル数・線径・配列・厚さ・詰め物などを総合して比較することが大切です。
この記事では、ポケットコイルマットレスを選ぶときに確認したいポイントと、商品ページに書かれているスペックの見方をわかりやすく解説します。
実際の商品を比較しながら選びたい人は、源ベッドの日本製ポケットコイルマットレス3モデルを比較した記事も参考にしてください。
源ベッドとは?特徴・おすすめマットレス3選を比較|選び方も解説
ポケットコイルマットレスは何を見て選ぶ?
ポケットコイルマットレスは、一つひとつ独立したコイルで身体を支える構造です。
しかし、「ポケットコイル」と書かれていれば、どの商品も同じ寝心地になるわけではありません。
選ぶときは、主に次のポイントを確認してみましょう。
- マットレスの硬さ
- コイル数
- コイルの線径
- コイルの配列
- コイルの高さや巻き数
- 詰め物の素材や厚み
- マットレス全体の厚さ
- 通気性や側生地
- サイズ・重量・搬入方法
- 保証やお手入れ方法
なかでも注意したいのが、コイル数だけを見て選ばないことです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.好みに合う硬さを選ぶ
マットレス選びで最初に考えたいのが寝心地の硬さです。
柔らかめのマットレスは身体のラインに沿って沈み込みやすく、硬めのマットレスはしっかりとした支えを感じやすくなります。
ただし、ポケットコイルマットレスの硬さは、コイルだけで決まるものではありません。
コイルの線径・配列・詰め物などの組み合わせによって、実際の寝心地は変わります。
そのため、「ポケットコイルだから柔らかい」「コイル数が多いから硬い」と単純に判断せず、メーカーが示している寝心地や仕様をあわせて確認しましょう。
2.コイル数は多ければ多いほどいい?
ポケットコイルマットレスの商品ページでは、「コイル数○○個」と表示されていることがあります。
一般的にコイル数が増えると、より細かな点で身体を支えられるようになります。
しかし、コイル数が多い=必ず優れたマットレスというわけではありません。
コイルの大きさや線径、使用している鋼線、配列、詰め物などが違えば、同じようなコイル数でも寝心地は変わります。
また、マットレスのサイズが大きくなれば必要なコイル数も増えるため、サイズの違う商品の数字だけをそのまま比較するのも適切ではありません。
コイル数はマットレスを比較するためのひとつの目安として考え、ほかの仕様と一緒に確認しましょう。
3.線径とは?コイルの太さも確認する
線径(せんけい)とは、コイルに使われている鋼線の太さのことです。
一般的には、線径が太くなるほどしっかりとした硬さが出やすく、細くなるほど柔らかな感触になりやすい傾向があります。
商品によっては、身体の部位やマットレスの端などで異なる線径を使い分けている場合もあります。
そのためスペック表に複数の線径が書かれていても、必ずしも「どちらか一方」という意味ではありません。
線径は寝心地を左右する要素のひとつとして確認しておきましょう。
4.平行配列と交互配列の違いを確認する
ポケットコイルの並べ方には、主に平行配列と交互配列があります。
平行配列
コイルを縦横に整然と並べる方法です。
コイル同士の間に比較的ゆとりを持たせやすく、コイルがそれぞれ動きやすい構造になります。
交互配列
コイルを互い違いに並べる方法です。
平行配列よりもコイルを高密度に配置しやすく、一般的にしっかりとした安定感を出しやすい傾向があります。
ただし、配列だけで寝心地が決まるわけではありません。
線径や詰め物なども含めて、商品全体の設計を見ることが大切です。
5.コイルの高さや巻き数を見る
さらに細かく比較したい場合は、コイルの高さや巻き数にも注目してみましょう。
コイルの高さや巻き数は、コイルが荷重を受けたときの動きやクッション性に関わる要素です。
ただし、ここでも数字が大きければ必ず優れているわけではありません。
コイルの線径や形状などとの組み合わせによって特性が変わるため、単独の数値だけで比較しないようにしましょう。
6.マットレスの厚さを確認する
マットレス全体の厚さも確認しておきたいポイントです。
厚みのあるマットレスには、コイルの上に複数のクッション材や詰め物を重ねた商品もあります。
ただし、「厚ければ厚いほど寝心地がいい」というわけではありません。
使用されている素材や構造によっても寝心地は変わります。
また、厚いマットレスをベッドフレームに載せると、床から寝床までの高さも上がります。
ベッドフレームと組み合わせた高さまで考えて選びましょう。
7.詰め物も寝心地を左右する
ポケットコイルマットレスは、身体のすぐ下にコイルがあるわけではありません。
一般的にはコイルの上に、ウレタンやわた、不織布などの詰め物が重ねられています。
この詰め物の素材・厚み・重ね方によっても、身体に触れたときの柔らかさや寝心地が変わります。
つまり、同じようなポケットコイルを使用していても、詰め物が違えば感触が変わる可能性があります。
コイルだけではなく表面のクッション層も見ることが、マットレス選びでは重要です。
8.通気性や湿気対策も確認する
マットレスは毎日長時間使用するため、湿気への対策も確認しておきたいところです。
ポケットコイルは内部に空間がありますが、実際の通気性はコイルだけではなく、詰め物や側生地、側面の構造などによっても変わります。
商品ページでは、側面にメッシュ素材が使われているかなど、湿気を逃がすための工夫も確認してみましょう。
また、マットレスそのものの仕様だけに頼らず、部屋の換気やベッド下の通気、定期的なお手入れも大切です。
9.サイズ・重量・搬入方法を確認する
寝心地だけでなく、実際に自宅へ置けるかも重要です。
購入前には、マットレスの幅・長さ・厚さに加えて、重量や梱包サイズも確認しておきましょう。
特に大きなサイズや厚みのあるポケットコイルマットレスでは、玄関や廊下、階段、エレベーターなどを通せるか確認しておくと安心です。
寝室までの搬入経路も含めてサイズを測っておきましょう。
10.保証やお手入れ方法も比較する
長く使用するマットレスだからこそ、購入前に保証内容も確認しておきましょう。
保証期間だけではなく、何が保証の対象になるのかを確認することが大切です。
また、商品の向きを定期的に変えるローテーションが推奨されている場合もあります。
メーカーが案内している使用方法やお手入れ方法を確認し、それに沿って使用しましょう。
現在使っているマットレスのへたりや買い替え時期が気になる人は、こちらの記事も参考にしてください。
マットレスの寿命は何年?買い替え時期とへたりのサインをわかりやすく解説
実例|源ベッド「咲夜レアル」のスペックを見てみよう
ここまでのポイントを、実際の商品を例にして確認してみましょう。
源ベッドの日本製ポケットコイルマットレス「咲夜レアル」には、フィット・ジャスト・キープという3種類の寝心地があります。
公式サイトの仕様を見ると、シングルサイズの場合、フィット・ジャストは465個のコイルを使用した平行配列、キープは504個の交互配列となっています。
さらにコイルには1.9~2.2mmの線径が使用され、コイル高は6.7インチです。
ここで注目したいのは、同じ「咲夜レアル」というシリーズでも、寝心地に合わせて配列やコイル数などの仕様が異なることです。
つまり「コイル数が504個だから465個より上」という見方ではなく、求める寝心地に合わせて設計そのものが変えられていると考えるほうが、商品を比較しやすくなります。
源ベッドのマットレスを実際に比較したい人は、こちらの記事で咲夜レアルを含む3モデルを紹介しています。
源ベッドとは?特徴・おすすめマットレス3選を比較|選び方も解説
ポケットコイルとボンネルコイルで迷っている場合は?
まだポケットコイルに決めておらず、ボンネルコイルとの違いから確認したい人もいるでしょう。
ポケットコイルはコイルが一つずつ独立しているのに対し、ボンネルコイルは複数のコイルを連結した構造です。
身体の支え方や揺れの伝わり方などにも違いがあります。
どちらの構造が自分に合うのかから検討したい人は、こちらで詳しく比較しています。
ポケットコイルとボンネルコイルの違いは?寝心地・揺れ・選び方を比較
ポケットコイルマットレス選びで迷ったら
たくさんのスペックを見ると、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
そんなときは、まず次の順番で考えてみましょう。
- 好みの寝心地を考える
- 使用するサイズを決める
- コイルの線径・配列・数を見る
- 詰め物や厚さを確認する
- 通気性・重量・搬入方法を確認する
- 保証やお手入れ方法を確認する
そして最後に、予算の範囲で条件に合う商品を比較します。
スペックの数字だけで順位をつけるのではなく、自分が求める寝心地と商品の設計が合っているかを見ることが大切です。
まとめ|ポケットコイルはコイル数だけで選ばない
ポケットコイルマットレスを選ぶときは、コイル数だけではなく、硬さ・線径・配列・高さ・詰め物・マットレスの厚さなどを総合して比較しましょう。
特に覚えておきたいのは、数字が大きいほど必ず優れているわけではないということです。
自分が求める寝心地を決めたうえで、商品ごとの仕様を比較すると選びやすくなります。
実際の日本製ポケットコイルマットレスを比較したい人は、源ベッドの3モデルを紹介した記事も参考にしてください。


