ステアハイドとは?特徴・メリット・デメリットや牛革との違いを解説

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革製品を探していると、「ステアハイド」という名前を見かけることがあります。

牛革の一種だとは分かっても、一般的な牛革と何が違うのか、バッグや財布に使うとどんな特徴があるのかまでは分かりにくいかもしれません。

この記事では、ステアハイドの特徴・メリット・デメリットをはじめ、ほかの牛革との違いやお手入れのポイントまで紹介します。

ステアハイドとは?

ステアハイドとは、一般的に生後2年以上の去勢された雄牛から採られる革のことです。

牛がある程度成長しているため、革には厚みがあり、比較的しっかりとした丈夫な素材になります。

バッグや財布、ベルト、靴など、日常的に使われるさまざまな革製品に利用されています。

丈夫さと扱いやすさのバランスが取りやすい牛革と考えると分かりやすいでしょう。

ステアハイドの特徴

丈夫で耐久性がある

ステアハイドの代表的な特徴が、しっかりとした耐久性です。

成牛の革なので繊維が比較的丈夫で、バッグのように荷物を入れて日常的に使うアイテムにも採用されています。

長く使う革製品を選びたい人にとって、丈夫さは大きな魅力です。

適度な厚みがある

ステアハイドには適度な厚みがあり、革らしい存在感を感じやすい素材です。

バッグでは形を保ちやすく、財布や革小物ではしっかりとした質感を出しやすくなります。

ただし、製品に使われる際には革の厚みを調整するため、すべてのステアハイド製品が厚く硬いわけではありません。

さまざまな加工を施しやすい

ステアハイドは、革の仕上げ方によって印象を大きく変えることができます。

表面を滑らかに仕上げたり、型押しを施したり、柔らかさを持たせたりと、製品に合わせた加工が行われます。

そのため、ビジネス向けの端正なバッグからカジュアルな革小物まで、幅広いデザインに使われています。

ステアハイドのメリット

日常使いしやすい

革製品は美しさだけでなく、毎日使えるかどうかも大切です。

ステアハイドは耐久性があり、バッグや財布など頻繁に使うアイテムにも取り入れやすい素材です。

特別な日にだけ使う革ではなく、日常の道具として革を楽しみたい人にも向いています。

革らしい質感を楽しめる

牛革らしい質感や存在感を感じやすいのも魅力です。

加工方法によって表情は異なりますが、天然皮革ならではの質感を楽しめます。

製品の選択肢が豊富

ステアハイドはさまざまな革製品に利用されているため、選択肢が多い素材でもあります。

バッグ、財布、靴、ベルトなど、自分の用途に合った製品を探しやすいでしょう。

ステアハイドのデメリット

製品によっては重さを感じることがある

丈夫で厚みのある革だからこそ、大型のバッグなどでは重量が増える場合があります。

特に仕事用バッグでは、革そのものの重さに加えて、パソコンや書類を入れたときの総重量も考えておきたいところです。

軽さを最優先する場合は、購入前に商品の重量を確認しておきましょう。

革の仕上げによって特徴が大きく変わる

同じステアハイドでも、鞣し方や表面加工によって手触り・柔らかさ・見た目は変わります。

そのため、「ステアハイドだからこういう革」と名前だけで判断するのではなく、商品ごとの加工方法まで確認することが大切です。

ステアハイドと一般的な「牛革」は何が違う?

「牛革」は、牛から採られる革全体を表す広い呼び方です。

その中で、牛の年齢や性別などによって、ステアハイドやカーフスキンなどに分類されます。

つまり、ステアハイドは牛革とは別の素材というわけではなく、牛革の種類のひとつです。

ステアハイドとカーフスキンの違い

ステアハイドと比較されることがあるのが、カーフスキンです。

カーフスキンは若い仔牛から採れる革で、きめ細かく柔らかな質感が特徴です。

一方のステアハイドは成長した牛から採れるため、一般的にはカーフより厚みがあり、丈夫さを出しやすい傾向があります。

大まかに考えるなら、

  • きめ細かさや柔らかさを重視 → カーフスキン
  • 丈夫さや日常での使いやすさを重視 → ステアハイド

という違いがあります。

ただし、実際の質感は鞣しや仕上げによっても大きく変わります。

型押しされたステアハイドとは?

ステアハイドには、表面に凹凸を付けるエンボス加工が施されることがあります。

革表面にシボ模様を付けたり、クロコダイルのような模様を表現したりする加工です。

型押しによってデザインに表情が生まれるだけでなく、細かな傷が目立ちにくくなる場合もあります。

革らしい高級感を楽しみながら、日常的に使いやすいのが型押しレザーの魅力です。

クローム鞣しとは?

革製品の説明では、「クローム鞣し」という言葉もよく見かけます。

鞣しとは、動物の皮を腐敗しにくくし、革製品に使える状態へ加工する工程です。

クローム鞣しは代表的な鞣し方法のひとつで、柔軟性のある革を作りやすく、バッグや靴など幅広い製品に使われています。

同じステアハイドでも、鞣し方によって革の質感や使い心地は変わります。

ステアハイドのお手入れ方法

普段のお手入れは、柔らかい布などで表面のほこりを落とすところから始めます。

革が乾燥している場合は、その製品に対応した革用クリームを少量使う方法もあります。

ただし、表面加工によって使えるケア用品は異なります。

革の種類だけで判断せず、商品の取扱説明やメーカーのお手入れ方法を確認するのが安心です。

雨に濡れたときはどうする?

革製品が雨などで濡れた場合は、できるだけ早く乾いた柔らかい布で水分を拭き取ります。

強くこすらず、表面の水分をやさしく取るようにしましょう。

その後はドライヤーなどで急激に乾かさず、風通しのよい場所で自然乾燥させます。

耐水性は革の表面加工によって異なるため、製品ごとの注意事項を確認してください。

ステアハイドはバッグに向いている?

ステアハイドは、丈夫さが求められるバッグとも相性のよい素材です。

仕事用のバッグでは、パソコンや書類など重さのある荷物を持ち歩くことがあります。

そのため、革の質感だけでなく、日常的な使用に耐えられる丈夫さも重要です。

さらに型押し加工などが施されていれば、革の存在感を楽しみながら、細かな傷を目立ちにくくすることもできます。

ステアハイドのバッグを探している人へ

CIMABUEでは、国産ステアハイドを使用した「トゥールーズ」シリーズを展開しています。

中でもグランデサイズのフラップトートバッグは、B4書類や15インチノートPCにも対応する大容量モデルです。

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まとめ|ステアハイドは丈夫さと使いやすさを備えた牛革

ステアハイドは、成長した去勢雄牛から採られる牛革で、丈夫さや適度な厚みが特徴です。

バッグや財布、靴など幅広い革製品に使われ、型押しや鞣し方法によってさまざまな表情を楽しめます。

一方で、革の仕上げによって重さや手触り、お手入れ方法などは異なります。

「ステアハイド」という名前だけではなく、その革がどのように仕上げられているかまで見ることが、革製品を選ぶときのポイントです。

丈夫な本革バッグを長く使いたい人は、ステアハイドを使った製品も選択肢に入れてみてください。